おはなとはハワイ語で家族。一人でできないこともみんなでならできる。夢の古民家でカフェ兼ゲストハウスを造るまでの日々のあれこれ

【古民家購入までの道】先に知りたかった・・しくじりその1

どうも!

このブログは島移住をして

夢の古民家で

カフェとゲストハウス実現

までの道のりを現在進行形のキロク。

いろんなことがあるけれど

全部ひっくるめて人生ネタ作り。

”結果”が全ての世の中で

”過程”を楽しめる余白を持てたのは

ここに来たから。

心の余白、お裾分けさせて下さい。

=======================

今回の登場人物

・天の声:どぅちゃん(嫁)

=======================

【目次】

 

これまで見た3軒について説明してきたが

お家探し未経験者に最初に立ちはだかった壁がある

 

3軒について把握してから読みたい方はこちらから

       ↓     ↓      ↓

https://087-house.hatenadiary.com

 

今回は何が立ちはだかったのか?

この話をお伝えする

今お家探しをされている方

これから古民家見てみようかなという方の

ほんの少しでもお力になれたら幸いだ

 

こういう説明ブログは

すごい長文でどこや結末?ということが起きる

せっかちなどぅは先に結論伝えるとする。笑

 

私が感じた古民家を買うために本当に必要なこと

それは

信頼関係

が結果を左右するということ

 

家探しに信頼関係?どういうこと?

と思われた方が多いと思うので説明していく

 

1.家探しでいう信頼関係とは

この人だったら売っても良い!

そう思ってもらえるか

 

そりゃそうだ

 

自分が何十年と住んだ家を

どこのどいつかわからない人に

売りたいなんて思う人がいるはずがない

昔の思い出、もの、空間

全てが詰まっているからこそ

それを誰だったら譲れるのかを

持ち主だったら検討するだろう

 

サイトで探すも、不動産で探すも

紹介してもらうこと

全てにおいて最終は

持つ主と購入者のやり取りということが

多いのではないか

(私は今半年以上見てきてそう感じている)

 

サイトでも結構な確率でお問合せはこちらへと

当人同士でのやり取りの記載をみる

かつ不動産屋を挟むよりかは

安く手に入るのは目に見えている

 

だからこそ

そもそも売り手と買い手の駆け引きが

行われるわけで

もちろん売り手も高く売れれば嬉しいだろう

 

ただ、古民家では少し違ったこともある

 

それは言葉には出さないも

とにかく誰かに買って欲しい

処分したい 

の気持ちが強い人がいる

 

なぜかって?

家に住んでいない、使ってないのに

ただただ固定資産税を取られるだけ

しかも売るのが先になればなるほど

資産価値は下がる一方

(もちろん立地がいいとかであれば

上がったりするかもしれないが

家は立った瞬間から下がるのだ

また、田舎になるとそもそも人口が減っていっているので開発自体が遅れる)

 

ただそうなったとしても

買い手が欲しい欲しいと意欲を出しすぎると

売り手は手放したくなくなる

それって

金額を上げるとか・・?

と考えた人もいるかもしれないが・・・

そもそも売らないでおこう。となる笑

 

人間の心理って面白い・・・

 

もっと高い値段で買ってくれる人が

現れるのではないかという

淡い期待と欲望が生まれる

のではないだろうか・・

 

しくじり その1

まずは「早く欲しい」と

抑えていたつもりが溢れ出してしまった感情

2拠点生活をしている間に

なんとかお家を見つけたいという焦りがあったのだ

 

そりゃそうだ

家がなけりゃ生きてけねぇ

(というより家が見つかるまでは

仕事をそのまま続けているのが普通だが

やめるという決断はどうやら変わらないらしい)

 

そのため1年以内に購入をしたいとしていたため

向こうも心の準備も間に合わず

かつ

そんなに住みたいのこのお家!?にと

このお家に価値があるのではないかという

自信を生ませてしまった・・・・

 

素直さが仇となる瞬間

 

しくじり その2

さっき信頼関係と話したが

一番その信頼関係を作らないといけない人を見間違えた 

ということだ

もちろん全員に対して平等に関わるが

交渉となると大事になるのが”決定権者の見極め”だ

私たちはその方との関わりがなく

その妹さんと仲良くなっただけだった

なので話もそこまで伝わりきらず

交渉決裂

 

2.古民家の持ち主は複数人!?

誰も住んでいなさそうな家をよく見かける

あるいは明らかに空き家だとか

 

私の概念ではその家で住んでいる方が

家の持ち主と思っていたが

(本当に色々無知なので勉強中でございます)

 

家は財産になるからこそ

それを兄弟で分割する契約をしている場合

そこに住んでいる人が

家を譲りたいと思っていたとしても

そこには住んでいない

全く帰ってきていない兄弟の一人が

売りたくないと言えば

売りたくても売れない

それが現実だ

 

全員が納得しないと売れない。そりゃそうだ

 

しくじり その3

私たちの対応をしてくれたのは

そこのお家にたまに掃除しにきている妹さんだった

倉庫としてしか使われていないので

近くに住む方がたまにきては掃除をしているそんな状況だったのだ

 

だがもう80歳近く、草刈りも高いところは難しい

掃除にも限界がきているのは

おうちの状態を見ても感じ取れた

 

そのかたと信頼関係は築けていたし

お兄さんがいるとのことで

その方と連絡も取れて

お兄さん「売りたいですね〜」とのこと

 

だが

 

そこで現れた末っ子

 

三人兄弟だったのかーーーーーーーー

 

そして

末っ子「売りたくない」

だった

 

ただその方は遠くに住んでおり

もうこの家には帰ってこない

 

それでも売りたくない・・・

 

その一言でこの交渉はジィ・エンド

最初に状況把握をするのが必要不可欠だと学んだ

 

 

さてさて今回はしくじりを話したが

「当たり前だろ!」と思われることも多いかと思う

 

ただ実際物事を目の前にすると

そこまで考えが及ばなかった

まだまだだなと学びしかない

 

この学びを活かして

次回は

今すぐにでも住める家!?のお話し